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 日本が主導する第9回アフリカ開発会議(TICAD9)が20~22日、横浜市で開かれる。人口増でアフリカの存在感は高まり、日本でもこの10年で倍増した。人手不足の日本は今後、アフリカの人々と共生する社会を築けるのだろうか。

  • 9回目のTICAD 日本とアフリカの関係、知るためのポイント5つ

 アフリカの人口は増加が続き、2050年には世界の4人に1人がアフリカ人になるとの予測がある。国別の人口ランキングをみても、23年に上位10カ国入りしたのはナイジェリア(6位)のみだったのに対し、国連は50年にはナイジェリア(5位)、エチオピア(7位)、コンゴ民主共和国(9位)の3カ国がトップ10に入ると推計する。

 在日アフリカ人も同様に増えており、出入国在留管理庁の統計によると、24年末時点での在日アフリカ人は2万3788人。10年前のほぼ倍になった。

■識者「人手不足の担い手にも…

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