兵庫県知事選の投票率の推移

 前知事の失職に伴う兵庫県知事選は17日に投開票される。前知事による自身の内部告発への対応の是非や、知事としての資質が問われた選挙戦は連日、候補者の街頭演説に多くの人が集まっている。15日現在で期日前投票した人は、前回の同期間の1.5倍となる約77万人に上り、今回の選挙への注目の高さがうかがえる結果となっている。

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 立候補しているのは過去最多の7人。前参院議員の清水貴之氏(50)、同県尼崎市前市長の稲村和美氏(52)、前職の斎藤元彦氏(47)、医師の大沢芳清氏(61)、レコード会社経営の福本繁幸氏(58)、政治団体「NHKから国民を守る党」党首の立花孝志氏(57)、ニュース分析会社社長の木島洋嗣氏(49)。

 県選挙管理委員会によると、投票日2日前の15日までに期日前投票を済ませた人は77万3754人で、選挙人名簿登録者数の17.17%にあたる。前回の知事選は49万2940人だった。担当者は「インターネットや報道などでよく取り上げられ、関心が高まっている」とみている。

 過去の知事選で投票率が最も高かったのは、1951年の78.48%。最低だったのは2005年の33.33%だった。国政選挙と同日に行われる場合などは高くなる傾向があるという。前回21年の知事選は単独実施で、投票率は41.10%だった。

17日間の選挙戦を終える

 前知事の失職に伴う知事選は…

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