30日の米ニューヨーク外国為替市場で円高ドル安が進み、一時、1ドル=152円台をつけた。日本銀行が31日まで開く金融政策決定会合で追加利上げを決めるとの観測が高まり、円買いドル売りが広がった。
米東部時間30日午後5時(日本時間31日午前6時)時点では、前日の同時刻より1円26銭円高ドル安の1ドル=152円72~82銭で取引された。
30日昼(日本時間30日深夜から31日未明)に、日銀が追加の利上げを検討している、との報道が相次いだ。日銀が利上げすれば日米の金利差が縮まるとの思惑から、金利が上がる可能性のある円を買いドルを売る動きが広がった。
一方で、30日未明(日本時…