規制線で囲まれた遺体遺棄現場=2024年12月21日午前9時37分、新潟県聖籠町次第浜、山崎靖撮影

 新潟県聖籠町次第浜の空き家の敷地内で男性の遺体が見つかった殺人・死体遺棄事件で、別の容疑で既に逮捕された人物が事件に関与している疑いのあることが9日、関係者への取材でわかった。県警捜査本部は、被害者の銀行口座から金が引き出されていることなどから、強盗殺人容疑も視野に捜査を進めている。

 遺体の身元は、昨年10月中旬から行方不明になっていた新潟市中央区上所1丁目の無職、小杉英雄さん(行方不明届の受理時78)と判明している。死因は首を圧迫されたことによる窒息死で、県警は自分ではできない行為によるものだとして他殺と断定。小杉さんは何者かによって殺害され、土の中に埋められたとみている。

 捜査関係者によると、小杉さ…

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