朝日新聞の英語ニュースサイト「AJW」でよく読まれる記事を見てみると、外国の人々は日本のどんな出来事に関心を持っているのか、外国から見た日本はどのように映っているのかが浮かび上がってきます。6月にAJWで配信した記事の中から、特に関心を持たれた二つの記事を紹介します。
日本国内ではそれほど大きな話題になっていないものの、最近海外で注目されているのが、手や足の壊死(えし)などを引き起こし、致死率の高い「劇症型溶血性レンサ球菌感染症(STSS)」です。
- 「劇症型溶連菌感染症」初の1千人超え 高い致死率、流行止まらず
- 【AJWの英訳記事】‘Flesh-eating’ bacteria cases top 1,000 with cause unknown
この感染症については、今年3月に欧州などのメディアが報じて海外に知られるようになりました。日本への渡航を心配する声が出てきたことを受け、日本の厚生労働省は3月末、日本語と英語で「お知らせ」をウェブサイトで発表しました。「STSSの増加傾向は日本に限らない」として、「日本への渡航を予定されている方については、本疾患の流行を理由に旅行を取りやめる必要はありません」と呼びかけました。
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世界には今、日本はどのように映っているのでしょうか。朝日新聞の英語ニュースサイト「The Asahi Shimbun Asia & Japan Watch」(AJW)で読まれた記事や、海外メディアが注目した日本のニュースを紹介します。
ただ、今年の感染者数が初め…