文部科学省(東京都千代田区)
2023年7月10日 16時26分(日本時間)
政府が設立した10兆円の「大学基金」は2022年度に604億円の投資赤字になったと科学技術振興機構が金曜日に発表した。 米国や欧州の中央銀行による利上げに伴う債券価格の下落が財政赤字の主な要因となっている。
資産区分別の運用成績は、株式等で約660億円のプラスとなったものの、債券で1,260億円以上のマイナスとなりました。 2022年度末の運用資産総額は9兆9,644億円。
一方、2022年度の当ファンドの純利益は株式配当等により742億円となりました。
約10兆円に上る同基金の運用収入は、日本の大学が世界トップクラスの研究力を実現するための政府の取り組み「国際研究優秀大学制度」に認定された大学への助成金として活用される。
文部科学省の有識者会議は今秋、最初の助成金を受け取る1~2大学を決定する。 候補は東京大学、京都大学、東北大学です。
認定大学には最長25年間、年間数百億円の補助金が支給される。 助成は2024年度から始まり、段階的に認定校を数校に増やす。