宇宙飛行士候補者の諏訪誠さん(左)と米田歩さんは月曜日、東京で握手する。
2023年7月4日 12時37分(日本時間)
新しい宇宙飛行士候補生が月曜、宇宙航空研究開発機構で訓練を開始した。 この日、JAXA東京事務所で行われた記者会見で、諏訪誠氏は「スタートすることにとても興奮している」と語った。
世界銀行の元上級災害リスク管理専門家である諏訪氏は2月に候補者に選ばれ、7月にJAXAに入社した。 46歳の諏訪さんは「宇宙開発は現在、月を目指す興味深い段階にある。その取り組みに貢献したいと思っている」と語った。
記者会見には、4月にJAXAに入社した宇宙飛行士候補者の米田歩さんも出席した。 28歳の元外科医の彼女は、言語、施設の利用、体力などのプログラムをすでに始めていると語った。 「諏訪さんと力を合わせて頑張っていきたい」と話した。
その日遅く、2人の駆け出し宇宙飛行士は首相官邸で岸田文雄首相と面会した。
諏訪さんと米田さんは2年間の基礎訓練を経て正式に宇宙飛行士として認められる予定で、米航空宇宙局が主導するアルテミス有人月探査計画の下、月面に着陸する可能性がある。