中国・北京で美容師として働く日本人3人が不法就労の疑いで中国当局に8日に拘束されたことがわかった。2月にも同じ容疑で日本人が拘束されており、在中国日本大使館はホームページ上で注意を呼びかけている。

 関係者によると、8日に拘束された3人は、中国の在留資格で許可された範囲を超えた業務をしていたとして、出入国管理法違反容疑で14日間の拘留を当局から告げられたという。

 北京では最近、同じ容疑で日本人が拘束される事案が続く。関係者は、これまで不法就労の指摘をされてこなかったとして、「突然拘束された」と困惑する。当局が取り締まりを厳格化した可能性がある。2月下旬には、日本料理店の関係者や美容師ら日本人3人が、同じ容疑で拘束された。

共有
Exit mobile version