能登半島地震から8カ月が過ぎ、いま能登はどうなっているのか。北陸の食材とワインを味わいながら現地の生の声を聞こうというイベントが9月7日午後6時に東京・丸の内で開かれる。ゲストには、石川県輪島市で8月に地元の料理人仲間と居酒屋を開き、新たなスタートを切ったフランス料理シェフ池端隼也さんを招く。
「北陸の食とワイン、そして人」と銘打った企画を立ち上げたのは、フード&ワインジャーナリストの鹿取みゆきさん、フランス料理シェフの宗像康雄さんらシェフやライターの5人。4月末に能登の被災実態を知ろうと、能登半島のオーベルジュ、有機栽培の農園、ワイナリー、輪島塗の工房などを訪れた。復旧のスピードは遅く、人々にはダメージが増していると感じたという。
東京で何かできることを、と…