半導体

 トランプ米大統領は15日、米国外から輸入する半導体にかける関税について、「来週か、再来週に設定する」との見通しを述べた。ロシアのプーチン大統領との会談に向けて、アラスカ州に向かう大統領専用機内で、記者団の取材に答えた。

 トランプ氏は、最初は関税率を低くして「(米国に)来て、建設する機会を与える」とした上で、一定期間を経てから税率を上げる考えを示した。税率は「場合によっては、200%か300%」とも話した。

 トランプ政権は、半導体を相互関税の対象外として、個別の関税を検討してきた。トランプ氏は6日、半導体関税の税率を100%とし、米国内に生産拠点をつくる場合は、生産を始める前でも対象外とする考えを表明していた。

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