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参院選2025

 参院選が3日、公示される。定数248のうち改選の124議席と、東京選挙区の補欠選挙(欠員1)を合わせて125議席が争われる。昨年10月に発足した石破政権への評価が問われ、物価高対策や消費減税の是非、対米関係などを中心に論戦が交わされる見通し。投開票は20日。

 石破茂首相(自民党総裁)は「与党で過半数」をめざす。自民、公明両党の非改選は75議席あり、改選66議席から16減らしても50議席を確保することになり、全体の過半数(125議席)に達する。

 一方、立憲民主党の野田佳彦代表は「与党の改選過半数割れ」を掲げ、与党の獲得議席を62以下としたい考えだ。

 与党は衆院で過半数を下回っており、参院でも過半数割れとなれば打撃は大きい。このため、今回の参院選は「政権選択選挙」の重みがあるとの指摘もある。

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