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鴨川納涼床が始まり、鴨川沿いには、床のあかりが連なった=2025年5月1日午後7時2分、京都市中京区、新井義顕撮影

 古都の夏の風物詩「鴨川納涼床(ゆか)」が1日、京都市で始まった。鴨川の西岸の二条大橋から五条大橋までの約2キロに、約80軒の多彩な飲食店が高床式の座敷を設ける。今年は大阪・関西万博も始まり、京都鴨川納涼床協同組合は利用者が増えることを期待する。

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鴨川納涼床が始まり、鴨川沿いには、床のあかりが連なった=2025年5月1日午後6時44分、京都市中京区、新井義顕撮影

 組合によると、江戸時代中期には約400軒の茶屋が床几(しょうぎ)(腰掛け)を並べたとされる。田中博理事長は「東山連峰などを眺めていただき、涼みながらゆっくりと食事をしてください」と呼び掛ける。

 10月15日まで。営業期間や時間は店によって異なる。

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鴨川納涼床が始まり、床のあかりが連なった=2025年5月1日午後6時41分、京都市中京区、新井義顕撮影
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鴨川納涼床が始まり、床のあかりが宵闇に浮かび上がった=2025年5月1日午後7時6分、京都市中京区、新井義顕撮影

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