台湾東部景勝地・太魯閣(タロコ)渓谷で4日、救助隊員が撮影した画像=花蓮県、地元消防局提供
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 台湾東部沖を震源とする地震で、東部の景勝地・太魯閣(タロコ)渓谷を訪れていた日本人の女性2人が5日午後、救助された。報道陣の取材に、「無事におりられてよかった。台湾の人に感謝しています」と語った。

 救助関係者によると、2人は60代と40代の親子で、けがはなかった。5日、ヘリコプターで救助され、午後1時40分(日本時間同2時40分)過ぎ、渓谷の入り口にある前線本部に到着した。

 その後、取材に応じた2人によると、2人はニュージーランド在住で、台湾に観光に来ていた3日朝、渓谷内の目的地にバスで到着した時に地震に襲われた。揺れが収まるまで、大きな駐車場の真ん中で待機していたという。

 「音がすごかった」といい…

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