気象庁は、台風10号が1日正午に熱帯低気圧に変わったと発表した。熱帯低気圧に変わった後も、東日本を中心に大気の状態は非常に不安定で、引き続き警戒が必要としている。
同庁によると、1日午前8時現在、24時間降水量は、静岡県伊豆市の天城山で201ミリを超えるなど各地で雨が続いている。
1日午前6時からの24時間降水量は多いところで、東海200ミリ▽近畿150ミリ▽関東甲信120ミリ▽北陸80ミリ。
さらに2日午前6時からの24時間降水量は多いところで東海100ミリ▽北陸80ミリ。
強い風にも警戒が必要で、1日に予想される最大風速は、東海18メートル(最大瞬間風速25メートル)▽近畿15メートル(同25メートル)。2日も東海16メートル(同25メートル)。
JR東海によると、東海道新幹線は1日、始発から三島―名古屋間で終日運休する。東京―三島間は、始発から運休していたが、午前10時ごろから大幅に本数を減らして運転を開始する。名古屋―新大阪間は始発から大幅に本数を減らして運行している。