【広島】呉市教育委員会は1月31日、市立中学校の教諭が生徒の氏名、住所、特定の教科の成績、障害など個人情報の入ったUSBメモリーを紛失したと発表した。保護者や教職員、外部講師などの情報も含まれ、個人情報は計約1600人分に上るという。
市教委によると、教諭は1月17日に自宅で仕事をするために、個人情報を含むデータを私物のUSBメモリーに保存し、ポーチに入れて持ち帰った。自宅では結局作業せず、20日に学校でポーチからUSBメモリーを取り出そうとした際に紛失に気づいたという。教諭は自力で捜そうとしたが、見つからず、28日に紛失を校長に報告した。持ち出す際の届け出も怠っていたという。