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地図と航空写真から沿線の駅の周辺の変遷がうかがえる=2025年7月16日、茨城県つくば市北郷の国土地理院、鹿野幹男撮影
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 今月のつくばエクスプレス(TX)開業20周年にちなみ、茨城県つくば市の国土地理院「地図と測量の科学館」で、沿線の街の変化を地図や写真など27点の展示物で振り返る企画展が開かれている。

 研究学園駅(つくば市)や守谷駅(守谷市)、みらい平駅(つくばみらい市)など7駅周辺の約30年間の移り変わりを航空写真と地図で時系列ごとに紹介している。畑や林が広がっていた地域に商業施設や住宅街がひしめくようになった様子などがわかる。

 開業前の仮称の駅名が記されたポスターや、開業時に走っていた列車のヘッドマークなども展示されている。

 また、戦後80年を機に企画した「地図と測量に見る戦災からの復興」も行われている。国土防衛のため軍事施設などが地図から削除された歴史や、米軍の空襲を受けた水戸市などの様子をパネルで紹介している。

 二つの企画展は9月21日まで。

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