第97回選抜高校野球大会が18日開幕する。21世紀枠の壱岐(長崎)は大会第3日第3試合(20日午後2時)で東洋大姫路(兵庫)と対戦。試合を前に坂本徹監督と東洋大姫路の岡田龍生監督が17日、阪神甲子園球場(兵庫県西宮市)で対談した。
――相手校の印象は
坂本 すべての選手の個人能力が高い。攻守とも日本でもトップレベルのチームだと思う。
岡田 足を絡めるなど細かい作戦を取ることができる。チームのまとまりが素晴らしいと思う。
――警戒する選手は
坂本 能力が高い選手の中でも、エースの阪下漣選手、攻撃面ではキャプテンの渡辺拓雲(たくも)選手は警戒しないといけないと思う。
岡田 バッテリーがしっかりしているなと思う。バッテリーを中心にしっかり守って、ディフェンス面が鍛えられていると感じる。
――チームの状況と期待している選手は
坂本 バッテリーを中心にがんばってほしいなと思う。選手たちは少し疲れが出てきているのですが、わくわくしながら準備していきたい。
岡田 まず、阪下投手がどれだけがんばってくれるかが大きい。ディフェンス面をもう1回きちんと準備して試合に臨みたいですね。
――試合を前にした心境は
坂本 始まってみないと分からない部分もあるが、チャレンジャーという気持ちを持って戦いに臨みたい。
岡田 子どもたちが思い切ってプレーできる環境づくりを大切にしている。どういう状況をつくれば良いか考えている。
――勝敗を分けるポイントは
坂本 ディフェンス面でリズムがつくれるか、我慢できるか、そこかなと思う。
岡田 つまらないミスをいかにしないか。対戦相手がどこでもそこを大切にしている。