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壱岐の坂本徹監督(右)と東洋大姫路の岡田龍生監督=2025年3月17日午前10時50分、兵庫県西宮市の甲子園球場、天野光一撮影
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 第97回選抜高校野球大会が18日開幕する。21世紀枠の壱岐(長崎)は大会第3日第3試合(20日午後2時)で東洋大姫路(兵庫)と対戦。試合を前に坂本徹監督と東洋大姫路の岡田龍生監督が17日、阪神甲子園球場(兵庫県西宮市)で対談した。

 ――相手校の印象は

 坂本 すべての選手の個人能力が高い。攻守とも日本でもトップレベルのチームだと思う。

 岡田 足を絡めるなど細かい作戦を取ることができる。チームのまとまりが素晴らしいと思う。

 ――警戒する選手は

 坂本 能力が高い選手の中でも、エースの阪下漣選手、攻撃面ではキャプテンの渡辺拓雲(たくも)選手は警戒しないといけないと思う。

 岡田 バッテリーがしっかりしているなと思う。バッテリーを中心にしっかり守って、ディフェンス面が鍛えられていると感じる。

 ――チームの状況と期待している選手は

 坂本 バッテリーを中心にがんばってほしいなと思う。選手たちは少し疲れが出てきているのですが、わくわくしながら準備していきたい。

 岡田 まず、阪下投手がどれだけがんばってくれるかが大きい。ディフェンス面をもう1回きちんと準備して試合に臨みたいですね。

 ――試合を前にした心境は

 坂本 始まってみないと分からない部分もあるが、チャレンジャーという気持ちを持って戦いに臨みたい。

 岡田 子どもたちが思い切ってプレーできる環境づくりを大切にしている。どういう状況をつくれば良いか考えている。

 ――勝敗を分けるポイントは

 坂本 ディフェンス面でリズムがつくれるか、我慢できるか、そこかなと思う。

 岡田 つまらないミスをいかにしないか。対戦相手がどこでもそこを大切にしている。

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