レクサスについて語る渡辺剛プレジデント=2025年8月28日午後4時3分、愛知県豊田市、小玉重隆撮影

 トヨタ自動車の高級車ブランド・レクサス。米国で先駆けて成功し、国内では2005年8月末に販売を始めて20年を迎えた。高級車市場を席巻していた欧州勢を崩すことができたのか。次世代車の開発競争が激しくなるなか、担う役割とは何なのか。レクサスを率いる渡辺剛プレジデント(53)に聞いた。

  • レクサスは欧州勢を崩せたか 国内販売20年、変革期の高級車戦略

 ――国内の高級車市場を欧州勢が先行するなかで、レクサスの展開は始まりました。

 「05年当時、エンジン開発でレクサスに携わっていたのですが、徹底的にベンチマークとしたのは『ジャーマンスリー(独のメルセデス・ベンツ、BMW、アウディの3社)』でした。レクサスならではの価値を考え、しっかりと戦っていける性能にしよう、キャッチアップしようとやっていくなかで、徐々にレクサスの台数や規模が広がっていきました」

「レクサスは退屈」の評価、大きな転機に

 「大きな転機は11年、米国…

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