アフガニスタン中部バーミヤンにある世界遺産の仏教遺跡群=2022年6月3日、石原孝撮影
  • 写真・図版

 イスラム主義勢力タリバンが統治するアフガニスタン中部のバーミヤンで17日、複数の外国人が武装勢力に襲撃される事件があった。タリバン暫定政権によると、3人の外国人を含む計4人が死亡し、7人が負傷。ロイター通信によると、死者のうち3人はスペイン人の旅行客だという。

 事件は17日夕に市内で発生し、武装勢力が発砲したという。17日夜時点で犯行声明は確認されていない。

 バーミヤンやその近郊には、世界遺産に指定された仏教遺跡群や湖がある。暫定政権の関係者や地元メディアによると、被害者の一部は欧州の国から観光目的で現地を訪れていた可能性があるという。

 暫定政権は「犯罪を強く非難…

共有
Exit mobile version