大丸松坂屋百貨店の新しい買い物袋。7月30日から大丸、松坂屋の全国15店で配布される=同店提供

 J.フロントリテイリング傘下の大丸松坂屋百貨店は7月30日から、全国の大丸・松坂屋計15店で、紙製の買い物袋と包装紙を新しくする。大丸は35年ぶり、松坂屋は23年ぶりの刷新となる。デザインは共通化しており、これは2010年に大丸と松坂屋の合併で同百貨店ができてから初めて。

 日本デザインセンター三澤デザイン研究室を主宰する三澤遥さんが刷新を担当した。大丸と松坂屋のそれぞれのシンボルの丸と四角を何重にも重ねた。図柄は「多様な価値観が認め合い重なりあう豊かさ」をテーマに、二つの屋号の歴史を受け継ぐなどの意味を込めたという。

 色は、大丸は緑(ピーコックグリーン)、松坂屋は青(ロイヤルブルー)を基調とし、これまでと変わらない。

 買い物袋は大丸、松坂屋ともS・M・Lの3種類あり、それぞれ少しずつ柄が異なる。

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