賃金

 経団連は7日、大企業の夏のボーナスの妥結状況(最終集計)を発表した。平均妥結額は前年比4.23%増の94万1595円と3年連続で増加し、比較可能な1981年以降で2番目に高かった。過去最高だった2018年(95万3905円)には及ばなかったが、コロナ禍前の19年の水準(92万1107円)を5年ぶりに上回った。

 原則として従業員500人以上の20業種156社(従業員総数は約84万7千人)について業界団体の協力を得て集計した。好調な企業業績や賞与算定のもとになる基本給の伸びを反映して高水準の支給となった。平均妥結額の伸び率は前年(0.47%)を上回った。

 業種別にみると、製造業(1…

共有
Exit mobile version