18、19日に実施される大学入学共通テスト。多くの受験生が公共交通機関で試験会場まで向かうが、ダイヤの乱れで試験開始に遅れそう……。そんなアクシデントに見舞われた場合、どうすればいいのか。交通事情などに関する当日の注意点を大学入試センターの情報などをもとにまとめた。
Q 試験開始時刻に間に合わなくても、受験はできる?
A 試験開始時刻後20分以内の遅刻に限り、受験が認められる。ただしリスニングについては、試験開始時刻までに入室していない場合は受験することができない。
Q 試験当日に交通機関が事故で止まっているため試験開始時刻に間に合わない。どうすればいい?
A 試験当日、交通機関に遅れや運転の見合わせが生じているときは、試験場で試験開始時刻の繰り下げなどを行うことがある。まず、受験票に記載されている「問合せ大学」へ連絡をすることが大事。また、繰り下げ措置の対応について、駅の放送で知らせていることもある。
Q 車で試験会場に向かっているが、道が混んでいて、試験開始時刻に大幅に遅れそうだ。追試験の対象になる?
A 基本的に、移動は公共交通機関を想定している。やむを得ない事情などがある場合、「問合せ大学」に相談を。
Q 試験場に向かう途中に、事件に巻き込まれた場合や痴漢の被害にあった場合は、追試験の対象になるか。
A 試験場に向かう途中に生じたやむを得ない事由がある場合は、追試験の対象となる。基本的には証明するものが必要。こういった事案があった場合は、速やかに「問合せ大学」に連絡を。