来年1月の大学入学共通テストから、いよいよ新科目「情報Ⅰ」が導入される。この夏休み、高校で3年生向けの講習が開かれたり、情報科教員向けの研修会が開かれたり、あちこちで本格的な「対策」が行われた。
東京都国立市の都立国立高校。7月末から、高3向けの入試対策講習の一環で連日、「情報Ⅰ」の講座が開かれた。受講は任意だ。
情報科担当の小原格・指導教諭は、集まった生徒たちを前に、1人に2台ずつあるモニター画面の片方に、教科書などにあるプログラミング言語「Python(パイソン)」と、共通テストの独自言語との比較表を映した。
「共通テストは独自の言語が…