陥没事故が起きてから3日後の現場の様子。救助のため、破損した下水道管の周辺を重機で掘り進めていた=2025年1月31日午前11時2分、埼玉県八潮市、朝日新聞社ヘリから

 埼玉県八潮市で1月に起きた道路陥没事故を受け、国土交通省は、大規模な下水道管の複線化を促す補助制度をつくる。破損したときに社会的影響の大きい管路に並行する管路を敷設したり、既存の管路同士を連絡管でつなげたりした自治体に費用を補助する。

 複線化により、事故や災害が起きた時に管路内の汚水の流量を減らし、補修や改築をしやすくする。国交省は、関連予算を2026年度の概算要求に盛り込む。

 八潮市の事故では、破損した…

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