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 ホワイトソックス戦の1回、フリーマンの適時打で生還するドジャース・大谷=ロサンゼルス(共同)

 ドジャースの大谷は3日、ホワイトソックス戦に「1番・指名打者」で出場、無安打でも存在感が光った。2四球で出塁し、2得点をマーク。以前に「1番は出塁を考えないといけない」と語っていた働きぶりを堅実に示し、6―2で勝ったチームの4連勝に貢献した。

 先頭打者だった一、三回だ。いずれもフルカウントからきっちり四球を選んだ。塁に出ると、俊足ぶりを発揮した。一回はフリーマンの右翼線二塁打で激走。一塁から一気に本塁まで駆け抜けて先制のホームを踏んだ。三回もフリーマンの二塁打で生還した。

 これで今季は両リーグで断トツの86得点となり、年間158得点ペースとなった。2リーグ制が確立された1901年以降、シーズン最多得点は21年のベーブ・ルース(ヤンキース)で177。158まで伸ばせば、30年のチャック・クライン(フィリーズ)のナ・リーグ記録に並ぶ偉業となる。(ロサンゼルス共同)

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