【ロサンゼルス共同】米大リーグ、ドジャースの大谷翔平(30)が16日、本拠地ロサンゼルスでのパドレス戦の先発メンバーに「1番・投手兼指名打者」で名を連ねた。2023年9月に2度目の右肘靱帯再建手術を受けた大谷の試合登板は、エンゼルス所属だった同年8月23日以来約1年10カ月ぶりで、2季ぶりに投打「二刀流」が復活。昨季移籍したドジャースでは初登板となる。

 右肘手術から投手復帰に向けて慎重に調整を進めていた大谷は、5月25日に打者相手に初めて投球。これまで実戦形式の練習に3度登板し、7月15日のオールスター戦後の復帰が見込まれていた。しかし、チームの投手に負傷者が相次ぎ、復帰が大幅に前倒しされた。

 大谷は23年までに投手でメジャー通算38勝をマーク。指名打者に専念した昨季は、メジャー史上初の「50本塁打、50盗塁」を達成して3度目の最優秀選手(MVP)に輝き、今季もここまで打者として出場していた。

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