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2024年7月16日、米テキサス州アーリントンで行われた大リーグの球宴関連イベントで、レッドカーペットを歩くドジャースの大谷翔平(中央右)と妻の真美子さん(中央左)=USAトゥデー・ロイター
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 大リーグのドジャースは18日、大谷翔平(30)を産休制度「父親休暇リスト」に入れたと発表した。妻の真美子さん(28)の出産に付きそうためで、テキサス州アーリントンで行われたレンジャーズ戦には同行していない。今季初の欠場で、いつ合流するかは未定。

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 大リーグには、スポーツ界では今も珍しい「父親の産休」が制度として2011年に導入された。

 出産間近や48時間以内に生まれた子どもの父親であることが条件で、給与をもらいながら最短で1日、最長で3日連続取得できる。養子縁組で父親になる場合も同様だ。

 チームはコミッショナーなどに書面で申請することで、その間大リーグの出場が前提となる40人枠に入っている選手を代わりに出場登録できる。

 日本選手では過去にパドレスのダルビッシュ有や、カブスの鈴木誠也らが利用してきた。

 産休制度は選手会の要望を受けて導入された。できる限り家族と大切な瞬間を過ごしてほしいと配慮された。

 背景には大リーグ特有の事情…

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