米大リーグ・ドジャースの大谷翔平選手の口座から巨額の不正送金をした銀行詐欺罪などに問われた元通訳の水原一平被告に対し、カリフォルニア州の連邦地裁は6日、検察側の求刑通り、禁錮4年9カ月などとする判決を言い渡した。
裁判所は禁錮刑のほか、水原被告が大谷選手に対して約1700万ドル(約26億円)の賠償を支払うよう命じた。刑期は3月24日から始まる。
言い渡しは米ロサンゼルス近郊サンタアナの連邦地裁で行われた。水原被告は有罪を認めており、焦点は量刑だった。
この日、法廷では検察側と弁護側がそれぞれ、量刑について主張を述べた。水原被告も裁判官から意見を聞かれ、「大谷選手にまずおわびを言いたい。すべての関係者に謝罪をしたい」と語った。
裁判官は判決を言い渡した後…