Smiley face
写真・図版
万博会場の玄関口になっている大阪メトロ中央線の夢洲駅

 大阪メトロが8日発表した2025年3月期決算は、売上高が前年より10.2%増えて2029億円となり、18年の株式会社化以降で最高だった。本業のもうけを示す営業利益は9.0%増えて404億円、最終的な利益にあたる純利益は7.0%増の293億円だった。交通(鉄道・バス)事業の好調に加え、分譲マンションの販売益が増えたことが貢献した。

 鉄道の運輸収入は5.6%増の1595億円だった。大阪への観光客が増加し、乗車人員は4.9%増の9億3499万人だった。海外客の利用は25.2%伸びて6400万人だった。

 同社は鉄道の売上高が170…

共有