8月の記録的大雨の際、熊本市の大西一史市長が自身のSNSアカウントで、被害情報の投稿を呼びかけた。どのような効果と課題がみえたのか。
「被害状況等について把握するため、市民の皆さんが撮影した画像や動画をリプライ欄に投稿していただけませんか?」。8月11日午前10時7分、大西市長はX(旧ツイッター)でこのように呼びかけた。具体的な住所や撮影日時の記入も求めた。
前夜から強い雨が続いた熊本市では、複数の河川で氾濫が発生。市中心部の住宅地や商店街は浸水した。自宅や河川を撮影した画像や動画は、市長の投稿へリプライ(返信)する形で投稿された。
市の担当者は「動画や写真は多いほど助かる」
内容を市の担当者が確認し…