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卒業証書を受け取る卒業生=2025年1月30日午前9時48分、奈良県大和郡山市山田町、向井光真撮影
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 奈良県大和郡山市山田町の奈良学園高校で30日、県内の高校に先駆けて卒業式があり、生徒192人が母校に別れを告げた。

 同校は、受験生の負担を減らすため、受験シーズンが本格化する前の1月末に一足早く卒業式を実施している。

 卒業生は、胸に花をつけ、緊張した表情で会場の体育館に入場。河合保秀校長から、1人ずつ卒業証書を受け取った。

 河合校長は式辞で、「本校の校訓『至誠力行』を胸に刻み、たくましく、しなやかに粘り強く生き抜いて欲しい」と激励。元生徒会長で卒業生代表の武原慈恩(しおん)さんは答辞で、コロナ禍での学校生活を振り返りつつ、「奈良学園で学んだことや思い出と誇りを持って、誠実に、力強く未来に向かって進んでいきたい」と決意を述べた。

 その後、卒業生は拍手で送られながら、晴れやかな顔つきで会場を後にした。

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