姉妹で全日本アンサンブルコンテストに出場した作新学院高の栗田百逢さん(右)、宇都宮市立宮の原中の栗田桜子さん=2024年3月16日、宇都宮市、オザワ部長撮影
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 吹奏楽の世界で、栃木県勢は長い冬の時代を味わってきた。全日本吹奏楽コンクールに最後に出場したのは2007年の作新学院高校吹奏楽部。17年前だ。全日本アンサンブルコンテストに至っては、高校は24年間、中学校は23年間、栃木県の学校は出場できていなかった。

【連載】My吹部Seasons

吹奏楽作家のオザワ部長が各地の吹奏楽部を訪ねる「My吹部Seasons」。毎月2回配信します。

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 ところが3月20日に群馬・高崎芸術劇場で開催された全日本アンサンブルコンテストでは、高校の部に作新学院の木管六重奏チーム、中学校の部には宇都宮市立宮の原中学校吹奏楽部のサクソフォン四重奏チームが出場を果たした。

 しかも、作新学院でアルトサ…

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