総務省は4日、4月1日現在の15歳未満の子どもの数を発表した。前年より35万人少ない1366万人となり、比較可能な統計がある1950年以降の過去最少を更新した。44年連続の減少で、初めて1400万人を下回った。総人口に占める割合は11・1%で、51年連続で低下した。

 総務省が5日の「こどもの日」に合わせ、人口推計をもとに算出した。子どもの数は、2943万人だった50年と比べると46%まで減少した。男子は前年より18万人少ない699万人、女子は17万人減の666万人。年齢別にみると、12~14歳が314万人で最も多く、年齢が下がるにつれて少なくなり、0~2歳は222万人だった。

 子どもの割合は、50年に35・4%だったが、徐々に低下。第2次ベビーブーム(71~74年)でわずかに上昇したものの、75年から低下が続く。

 都道府県別(昨年10月1日…

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