住友林業の平屋のモデルハウスの様子=2025年4月28日、さいたま市大宮区、大和田武士撮影 住宅市場で「平屋」の存在感が増している。新たに建てられた住宅に占める平屋の割合はこの10年で2倍に増加。要因は複合的で、商機をつかもうとハウスメーカーは販売戦略を強化している。 JRさいたま新都心駅近くの住友林業の住宅展示場(さいたま市大宮区)には、埼玉県外からも多くの見学客が訪れる。その目当ては、今時の平屋の雰囲気が体感できるモデルハウスだ。 金井亮太・大宮店店長によると、ネットからの来場予約は昨年の4倍近く。若い世代からの申し込みが多いという。 購入例をあげると、東京都内…