24日のプロ野球ドラフト会議で、宮崎商の中村奈一輝(ないき)内野手(18)は中日から育成1位で指名を受けた。「プロは小学生からの夢だった。時間はかかると思うが、トップレベルの成績が残せる選手になりたい」と意気込んだ。
右投げ右打ちで、身長183センチの大型遊撃手。強肩と守備範囲の広さが特長で、今夏の甲子園には俊足の1番打者として出場した。宮崎大会では投手も務めたが、野手に専念する考え。指名後、野球部の仲間に囲まれると、満面の笑顔を見せた。橋口光朗監督は「早く支配下に上がり、プロの世界で活躍する選手になって」と語った。
県内では、2023年夏の甲子園で登板した宮崎学園の左腕、河野伸一朗投手(18)もソフトバンクの育成5位指名を受けた。(中島健)