米ホワイトハウスで2017年11月2日、米連邦準備制度理事会(FRB)の議長に指名され、話すパウエル氏(右)とトランプ米大統領=ロイター トランプ米大統領は23日、「中国と特別な合意を結ぶ可能性がある」などと記者団に語り、累計145%に達する対中追加関税の引き下げを示唆した。トランプ氏は最近、関税政策などの強硬姿勢を軟化させる場面が目立つ。世論や市場の反発を気にかけ始めた可能性がある。 トランプ氏はこの日、「中国と良好な関係を築く」とも語った。22日にも「強硬な交渉ではなく、親切に接するつもりだ」と言い、交渉がまとまれば「(税率は)大幅に下がるだろう」と明言した。 米紙ウォールストリート・ジ…