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再び休場することになった渡辺明九段

 日本将棋連盟は11日、渡辺明九段(40)が6月30日まで休場すると発表した。昨年に左ひざ前十字靱帯(じんたい)を断裂して再建手術を受けており、直近の3月の対局は不戦敗となっていた。休場期間中に予定されている王位リーグの佐々木大地七段戦、丸山忠久九段戦、八代弥(わたる)七段戦も不戦敗となることが決まった。

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 前名人で永世竜王・永世棋王の資格保持者でもある渡辺九段は昨年12月から今年1月にかけても手術・入院のために休場。今回は再休場となる。1月23日の復帰後も不戦敗やひざの状態悪化のための投了など苦境が続いたが、名人挑戦権を争うA級順位戦は最後の2戦に連勝して残留を決めた。

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