ダイハツ工業は8日、認証不正問題を受けて、小型車の開発や認証の責任は親会社のトヨタ自動車が持つ体制に改めると発表した。ダイハツはできるだけ軽自動車の事業に集中する。同社の負担を減らし、不正の再発防止を図る。
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同日発表した新たな事業方針に盛り込んだ。
国内外向けの小型車の生産では、これまではダイハツが開発、製造から認証までをトヨタから任され、OEM(相手先ブランドによる生産)供給してきた。
5月1日以降は、開発は引き続きダイハツが担うが、その日程や人員の管理などは、認証試験の手続きとあわせてトヨタが担う。国内の軽自動車は開発から認証までをダイハツが行う。
トヨタ出身で先月就任した井…