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宮城復興支援センターが運営する「国際交流&イングリッシュキャンプ」を紹介する画像=宮城復興支援センターのホームページから
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 全国の小学生を対象に募集して中止になった「英語キャンプ」をめぐり、参加費が返金されていないという訴えが相次いでいる。何が起こっているのか。申し込んだ親と、キャンプの元スタッフに聞いた。

小学校で配られたチラシを見て

 広島県内に住む、当時小学校6年生の女子は、以前学校で配られた「国際交流&イングリッシュキャンプ」のチラシを友達と見て、一緒に参加したいと親にねだった。

 母親が昨年12月、申込書に記入し、参加費を指定口座に振り込んだ。通常は3万円前後だが、割引で約2万円だった。

 開催予定は今年3月で、場所は愛媛県内の施設だった。約10日前になり、「人数が集まらないので実施できません」との電話があった。返金を求めると、担当者を名乗る男性から折り返し電話があり、「すぐに返金申し込みの書類を送るので、送り返してください」と言われた。

元スタッフの男性は、昨秋から異変を感じていたといいます。記事後半では、内実を聞きました。

 しかし、書類は一向に届かな…

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