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8合目付近の木道を彩るニッコウキスゲ=2025年7月12日、山形県の月山、清水康志撮影
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 夏山シーズンを迎えた山形県の月山(1984メートル)で色とりどりの高山植物が咲き誇り、登山者たちの目を楽しませている。

 月山は高山植物の宝庫として知られ、雪解けとともに咲き始める。7月中旬、8合目から山頂への登山道沿いを、ウサギギクやミヤマキンポウゲの黄色い花や、「日本のエーデルワイス」とも呼ばれるミヤマウスユキソウの白い花が彩っていた。山頂近くの万年雪の近くでは、雪解け水が流れる沢沿いでさまざまな高山植物がかれんな花をつけていた。

 月山頂上小屋を営む芳賀竹志さん(79)によると、週替わりで次々に違う花が咲き、同時に20種類ほどの花が見られる。7月後半からはトウヤクリンドウやチシマギキョウ、ハクサンフウロ、キオンなどが見ごろに。今年は雪解けが早く進み、開花が全体的に例年より10日以上早いが、8月上旬から中旬ごろまでは楽しめそうだという。

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