19日午後3時時点の最高気温を表示する日本地図。東海や近畿を中心に35度以上の「猛暑日」を示す紫色がある=気象庁のホームページから

 高気圧と南からの暖かい空気に覆われ、連日の猛暑に見舞われている日本列島は、19日も各地で気温が上がった。午後5時までに、岐阜県多治見市で36.9度を観測するなど、全国56の観測地点で35度以上の猛暑日となった。30度以上の真夏日は597地点にのぼり、今年最多となった。

 気象庁によると、岐阜県の揖斐川町と美濃市、大分県日田市、群馬県桐生市でいずれも36.7度▽愛知県豊田市で36.6度▽高知県四万十市で36.5度を観測した。

 岐阜県は同県池田町の男性(90)が熱中症の疑いで亡くなったと発表。消防などによると、同日午後、畑で男性が倒れているのを妻が見つけたという。北海道白老町では18日、工場で作業していた男性(47)が熱中症の疑いで搬送され、同日夜に死亡したという。

 気象庁によると、20日も西日本から東日本の広い範囲で晴れて気温が上がる見通しという。

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