岩屋毅外相は1日、自身の地盤である大分県別府市での会合で、石破茂首相とトランプ大統領による日米首脳会談について「来週に実施すると思う」と語った。日米両政府は、7日に米ワシントンでの開催に向けて最終調整している。
岩屋氏は、日米首脳会談について「石破首相もトランプ大統領も、この大変な時代に国民に選ばれたリーダー。時には厳しいことを言いながら、一緒に汗をかいていく日米関係でなければいけない」と首脳同士の信頼関係の構築に期待感を示した。
また岩屋氏は、1月の訪米に先駆けて昨年12月に訪中したことについて「一日も早く米国に行きたかったが、政権の移行期のため、それまでによそを回ろうと中国に行った」と説明。「中国とは難しい問題もたくさん抱えているが、中国と話ができないようでは日本外交は成り立たない。会って、話し合って、一個一個問題を解決していく」と強調した。