中国電力は23日、7日に約13年ぶりに再稼働した島根原発2号機(松江市、出力82万キロワット)が発電と送電を始めたと発表した。今後少しずつ出力を上げ、来年1月10日に営業運転を再開する予定。
島根2号機は運転停止期間が長期に及んだため、中国電は今月15日から原子炉を一時的に停止する「中間停止」に入り、設備や機器の点検や検査、清掃などを実施した。22日に再び原子炉を起動。23日午後1時、発電、送電系統に電気を送り始めた。
27日に出力100%に達する見込み。中国電による最終検査で問題がなければ、営業運転を再開する。