第107回全国高校野球選手権大会に出場する弘前学院聖愛の選手たちが1日、兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で公式練習を行った。選手たちはノックを受けるだけでなく、外野のクッションボールの処理や、広いファウルゾーンでの守備のバックアップの確認をした。
田崎光太郎主将(2年)は「今までにない景色。やっぱり、いい場所だなと感じた」。中堅手の今大雅選手(3年)は「フライも見にくくなかった。早く試合がしたい」と意気込んでいた。
ベンチ外ながら、チームに同行している選手もノックを受けた。田村剣心選手(3年)は「ここまで連れてきてくれたみんなには感謝しかない」と話した。マウンドに上がった齋藤壮雄選手(3年)は「テレビでしか見たことがなかった場所。実際に立って幸せしかない」と喜びに浸っていた。
大会は3日に組み合わせ抽選会があり、5日に開幕する。