北海道むかわ町穂別地区にある町立穂別博物館で、同地区で発掘され同館で展示中のカムイサウルス(むかわ竜)の全身骨格標本のレプリカやアンモナイト化石などのすす払いを地元の認定こども園の年長児10人がお手伝いした。
小、中学校では郷土学習などで学びの場になる博物館だが、就学前から博物館を身近に感じてもらい、地域の歴史や特性に早くから触れてほしいと、休館日に合わせて昨年から始まった。園児らは、桜井和彦館長の説明を聴きながら、先端に鳥の羽根がついたはたきで優しくほこりを落として回った。
丹羽心誠(みま)さん(5)は「お掃除がうまくできて楽しかったよ」と話していた。