2024年5月21日、米ニューヨーク州の空港で開かれた報道陣向けのイベントで、チャーター機に乗り込むのを待つ犬=ロイター
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 愛犬とストレスなく飛行機に乗って海外旅行にいきたい――。愛犬家の願いに応えるサービスが23日、米国で始まった。搭乗券は1匹につき片道6千ドル(約94万円)と高額だが、犬種やサイズの縛りを設けていない新種のサービスに注目が集まっている。

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 ジェット機に乗り込んだ犬は、ケージやわくの中ではなく、自由にいすに座ることが許される。リードはつけられるが、飼い主やほかの犬とじゃれ合うことも可能だ。

 機内には長時間移動でもくつろげるような音楽や、ラベンダーの香りがついたタオルなどを用意。フライト中は様々な犬用のおやつが提供される。万が一の事態に備えて、飼い主には緊急時用に使える犬用おやつやトイレ袋が入った一式が渡されるという。

 サービスを企画したのは、犬のおもちゃなどを販売している米バーク社だ。多くの愛犬家から、飛行機での長距離移動に関する解決策を相談されていくうちに、チャーター機会社と提携し、自分たちでサービスを始めることを決めた。

 公式サイトによると、予約で…

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