米保健福祉省(HHS)は27日、感染症対策を担う米疾病対策センター(CDC)のスーザン・モナレズ所長が退任したと同省の公式X(旧ツイッター)アカウントに投稿した。モナレズ氏は7月末に就任したばかりだが、米メディアはワクチンに懐疑的なHHSのケネディ長官と対立していたと報道していた。ただ、投稿後にモナレズ氏側が退任を否定するなど、混乱が起きている。
HHSでは、ケネディ氏の長官就任以降、所管する複数の保健機関でワクチン政策に関わる幹部が相次いで離職。ワクチンについての諮問委員会のメンバーが解雇されたり、新型コロナ対策で使われたmRNAワクチンの研究資金が打ち切られたりするなど、これまでの感染症対策が大きく変更されている。
HHSはXに「モナレズ氏は…