学校の教室の一コマ

 教員養成制度の見直しを検討している文部科学省は1日、その方向性を示した。なり手不足や質の確保が課題で、質を落とさず負担の少ない教職課程に作り直すことなどを提案した。教員免許取得に必要な単位数の削減も見据える。

 中央教育審議会(文科相の諮問機関)の教員養成に関する部会で、これからの論点案を文科省が示した。

 部会は昨年末以降、免許制度や採用試験のあり方、社会人から教員になる人を増やす方策などを話し合ってきた。来年秋ごろに見直し策がまとまる予定だ。

デジタル教材で効率化

 教員免許を取得するには、大…

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