国際オリンピック委員会(IOC)の新会長に選ばれたカースティ・コベントリー氏=ロイター 国際オリンピック委員会(IOC)の新会長を決める選挙でこの春、41歳のカースティ・コベントリー氏が初の女性として選ばれた。選挙戦の期間中、議論になったテーマの一つに「トランスジェンダー選手の女子種目参加」があった。 競泳のジンバブエ女子代表として、2004年のアテネ・オリンピック(五輪)、08年の北京五輪の女子200メートル背泳ぎを連覇したコベントリー氏。当選後の会見では、「女子種目と女子選手を守る」と強調した。 選挙戦でも同様の主張をしていた。 英BBC放送の取材に対し…