新型コロナウイルスの感染者が増加している。厚生労働省は22日、全国の定点医療機関で11~17日に確認された新型コロナウイルスの新規感染者数は計2万2288人で、1医療機関あたり6・30人だったと発表した。前週(6・13人)から増え、9週連続で増加した。昨年の同時期は8・50人だった。
都道府県別では、宮崎が最も多く14・74人。次いで鹿児島12・63人、埼玉11・52人、茨城10・87人、秋田10・71人と続く。東京は3・61人、愛知は10・25人、大阪は3・38人、福岡は7・01人だった。
新型コロナは毎年、夏と冬に流行をくり返している。昨年も7月下旬に14・58人まで増えた後にいったん減少し、昨年12月から今年1月にかけて再び感染者が増えた。その後は減少傾向が続き、5月には1医療機関あたり1人を下回っていた。
国立健康危機管理研究機構(…